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解説縄文杉

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形が縄文土器に似ていること、縄文時代からの生き残りということから、縄文杉(じょうもんすぎ)と名付けられた、世界最古の植物。

屋久島を訪れたからには、縄文杉を見ずにして帰れないくらい程、屋久島を一気に有名にした最大にして、最長寿の巨木です。推定樹齢は、推定7200年と言われていましたが、現在は2100年~7200年という説が、一般的になっています。

屋久島の杉は、樹齢によって呼び名が違います。

樹齢1000年以上の杉を屋久杉、それ以下の樹齢の杉は小杉と呼ばれ、区別されています。 屋久杉は、普通の杉の6倍もの樹脂を含み、水に強く、何百年湿地にほっとかれていも、朽ちることがありません。水に強いから、樹脂が多くなり、それゆえに長寿になり、巨木になる、屋久杉は、屋久島の気象、風土が生んだスーパー杉なのです。

屋久島の王、縄文杉に辿りつくには、往復8時間かかるコースを歩かなければなりません。トレッキングは、簡単ではありませんが、コース内に代表的な屋久杉がいくつも登場するので、大変魅力的で、一度は歩いてみる価値のあるコースになっています。

登山届、登山装備を忘れずに、朝の7時くらいには荒川登山口をスタートしたいところです。

しばらく軌道敷(敷かれた板の上を歩く)を歩き、上流を目指します。単調な軌道歩きが終わるころ仁王杉が現れます。丸太の階段をのぼり、自然林の歩道に入り、スギ、モミ、コケの深い森を進むと、翁杉に出会えます。名前のとおり、どことなく昔話の翁を思わせてくれる優しい感じの老木です。

翁杉近くに、大正3年にアーネスト・ウィルソン博士が紹介した切り株、ウィルソン株があります。根本の空洞は畳10枚ほどの広さがあり、神棚が祀られていて中から空を見上げることもできます。ウィルソン株から、2時間弱、登り降りの連続ですが、その間には、縄文杉がみつかるまで、屋久島最大の杉として君臨した大王杉、寄り添う2本の杉が枝でつながっている夫婦杉を見ることができます。

ついに、縄文杉の展望デッキに到着です。
うねりくねる樹皮、深く刻まれた皺、盛り上がる大きな瘤、屋久島の主を目の前にすると、圧倒されて何も言えなくなります。太古の昔より、厳しい自然を生き抜いてきた姿は、神々しいまでに気高く、出会えたことに感動を覚えます。しかし、現在は縄文杉のそばに行き触れることができません。

世界遺産への登録がなされる前から、屋久島の中心的存在としてとても多くの登山者を受け入れ、世界遺産登録後はさらに拍車がかかってしまい、もともと大雨のせいで縄文杉の根元の土が流れてしまって根が露出していたところに、登山者達が踏み歩き、倒壊の危機にさらされてしまったからです。

世界最古の植物である縄文杉を守るために、立ち入り制限がなされ、近くにある展望台から眺めるという改善策が取られました。自然は強く、そして弱いものです。だからこそ、かけがえのない偉大な自然を、みんなの力で守っていき、後世に残していかなければなりません。

それは、現在を生きる私達の使命でもあるのです。

>世界遺産「屋久島」について


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