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解説日光東照宮

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日本の世界遺産:日光東照宮 日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は、徳川家にゆかりのある神社。
徳川家康が、日光を改葬地にするよう遺言に残し、二代将軍秀忠が家康を神として社を建てて祀り、三代将軍家光が社を豪華絢爛に建て替えました。しかし、意外なことに家康自体は生前、日光に出向いたことがなかったと言われています。なぜ、一度も足を運んだことのない地を、改葬地にしたのでしょうか?古代からの山岳信仰の霊場だったから、家康が信仰する源頼朝が 信仰していたから、家康の側近の僧侶がすすめたからなど色んな説がありますが、一つ新しい説があります。江戸から見て日光は真北にあたり、北を象徴するのは北極星です。天の星は北極星を中心にまわる為、宇宙を司る神とも言える北極星に、家康自らを重ね合わせ、日光を選んだのではないかという説があります。

いずれにせよ、家康が祀られたことによって、一時衰弱していた日光山が再び甦ったのは事実です。

東照宮の見どころは、徳川家の権力を誇示するがごとく、当時の最高水準の装飾が随所に施されているところでしょう。

装飾だけでなく、黒漆、金箔、銅瓦、酸化鉛の油で練った絵具など、日光独特の多雨、多湿、寒冷に耐えられるような素材が基調になっていたり、境内を明るく見せるために栗石を敷き詰めたり、遠近法を利用して広くみせたり、わざと参道を屈折させて奥行きを出したりと、さまざまな工夫がなされています。

装飾としては、ところどころに、動物の芸術作品があるので一つ一つ見つけるのも楽しみの一つかもしれません。最も有名な作品は「眠り猫」です。猫が眠るくらい平和な世の中を祈願していると言われていますが、猫の横にいる二羽の雀にも意味があり、猫が眠っているので安心して雀が遊んでいられるという解釈もあります。どちらにしても平和な世の中を祈って作られたものでしょう。「見ざる・聞かざる・言わざる」という猿の彫刻作品も有名です。この猿は、8枚人生ストーリーの作品の一枚なのですが、目・口・耳をふさぐ猿は幼い猿で、子供のころは悪い事を見たり・言ったり・聞いたりしないで、素直なままに育ちなさい、という意味が込められているそうです。

東照宮のシンボルと名高いのが、陽明門です。
江戸時代初期の頃の工芸、装飾の技術を集結した傑作とされています。500を越える極彩色の彫刻が施され、中でも特徴的なのは、想像上の動物で、神秘的な力があるとされる、竜や麒麟などの、「霊獣」の彫刻や絵画も30種類近くあるので、じっくりと見てみたいものです。また、「魔除けの逆柱」も、ぜひチェックしてほしいところです。これは、「建物は、完成した瞬間から崩壊が始まる」という昔からの言い伝えに従って、柱を逆さに建てることで、敢えて未完成ということを示しているのだそうです。一つ一つの意味を踏まえて見て行くと、より楽しく見ることができますね。

東照宮は、約360年前の家光が建てた当時の姿のままで絢爛豪華に、私達を出迎えてくれます。それは、江戸時代から20年ごとに、莫大な費用をかけて修理をしているからで、徳川の威光を示し続けるために彫刻や絵画の色がくすんだり、金箔がはがれたりするようなことは、許されなかったのでしょう。東照宮の修繕は、当時から続く必須の一大プロジェクトだったようです。現在も25年かけて修復中で、未だ一巡するには時間がかかるそうです。その甲斐あって、今でも創建当時のまま、訪れる人を江戸という時代へ誘ってくれます。

>世界遺産「日光の社寺」について

日光東照宮への交通アクセス

JR日光駅・東武日光駅から東武バスで「中禅寺温泉」、「湯本温泉」行き、「神橋」下車、徒歩10分。



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